1.はじめに
現在、学校等多くの公共施設の便器接続配管に鉛管が使用されています。
便器等の器具接続配管のリニューアル工事で鉛管用排水鋳鉄管(縦管)を残したままで、鉛管配管(横引管)からフネンパイプへの更新・接続することが出来ます。
鉛管接続用排水鋳鉄管継手は接続部が鉛管接続規格であり、鋼管、塩ビ管、耐火二層管の接続が鋳鉄配管を残したままでは困難でした。
この問題を解決したのが耐火二層管継手FP−LAです。
2.構造・規格
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3.施工方法
[1]鉛管を取り除き、塩ビ継手パーツへのパッキン装着確認後、鋳鉄管にフランジ留めします。

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[2]耐火被覆パーツにフネンパイプを挿入した状態で塩ビ管と塩ビ継手パーツを接着し、フネンパイプ外管を塩ビ継手パーツにあたるまでスライドさせます。

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[3]耐火被覆パーツをフランジ部にあたるまでスライドさせます。(50Aは5mm程度塩ビが露出した状態となります。)

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[4]耐火と固定の処置として耐火被覆パーツの両端部の隙間を塞ぐように、付属の不燃性テープで上流側→フランジ側の順に貼り合せて終了です。

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4.終わりに
本製品は平成23年4月1日より販売開始となります。
購入等の詳細につきましてはフネンアクロス株式会社営業部もしくは各出先営業所に
ご確認願います。
フネンアクロス株式会社 http://www.funen.co.jp
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