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雑排水立て管更新工事<美白パイプ>・貫通部再生工事

平成27年2月19日
ジャパン・エンヂニアリング株式会社 排水管再生事業部 部長 青木 達也

 

<いい所取り工法>

 

団地内の排水管の再生は、取り替えによる更新だけではなく、改修(建物の性能や機能を向上させる工事)による再生も考えられます。

当社で開発した、団地設備用の更新工事と再生工事の長所を取り入れた工法についてご説明します。

居住者様のご負担の少ない工法です。

 

団地の築30年から45年程経過している雑排水管の立て管は専有部にあり、立て管の継手ねじ部が腐食していたり、外面を塗装している塗料が剥がれてしまっているケースが多くあります。

年数が経過するとともに、立て管の塗装面がボロボロに剥離してしまいます。(下記、施工前写真参考)

 

 

[1]雑排水立て管更新工事<美白パイプ>

 

立て管・横枝管については美白パイプ(内外面塗装の焼付管)を使用し更新します。

(傷がつきにくく、錆や腐食にも強いです)

外面、内面共に焼きつけ塗装する為、ペンキ塗装と違いメンテナンスが不要です。

(塗装が剥がれてしまう心配も無く、お掃除も簡単です)

現場調査により採寸し製作します。(床嵩上げ、天井下げリフォーム住居にも対応可)

 

施工前と施工後

美白パイプは、焼付塗装なので50年間塗装不要です!

 

 

[2]貫通部再生工事

 

スラブの貫通部立て管を500mm位残し、上下切断後、埋まった状態のまま(ハツリをしない)、配管内部を塩ビ形状記憶樹脂管にて内貼りします。

そのため、通常の更新工事と違い、はつり、粉塵、騒音等が発生しません。

施工前と施工後

 

※鉄の管端部に塩ビ形状記憶樹脂管をつば返しする(かぶせる)

※厚み:1.5mm(65A)

※貫通部は塩ビ形状記憶樹脂管を圧着します。(耐久性のある塩ビ管を内貼りします)

 

<塩ビ形状記憶樹脂管 厚み参照>

・40A〜65A 厚み:1.5mm
・80A〜125A 厚み:2.0mm
・150A〜200A 厚み:2.5mm
・250A〜300A 厚み:3.0mm

 

 

[3]接続

 

管の接続はNO-HUB継手又はSAジョイントにて接続します。

NO-HUB継手とSAジョイント

 

このように通常の更新工事に比べ、環境にも、お住まいの方にも、優しく美しい排水管工事です。

排水管の工事を考えている方はお問い合わせいただければと思います。

 
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