当社は給排水管の更生工事を営業項目の一つとして設計施工しております。給水管更生工事については約30年の施工実績があります。現在、工法元とは審査証明技術3工法のライセンス契約をしておりますが今回は念願の1日通水工法として開発し運用しているNPBラピッド工法についてご紹介させていただきます。
◆ 工法名 NPBラピッド工法 審査証明 第 1210号
◆ NPBラピッド工法の特長
1日施工・即日通水のため居住者の皆様方にかかる負担を最小限に抑えます。最大の特長は塗膜硬化の促進を温風養生と温水養生を組み合わせて行う事により自然硬化と同等の光沢と耐久性のあるライニング塗膜を仕上げる事ができ即日通水が可能となりました。
◆ NPBラピッド工法の施工フロー
◆ ライニング (塗布方向と順番)
塗料の攪拌および投入はライニングシューターシステムで行います。
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◆ ピグ通し (方向と順番)
塗膜内の気泡を除去した後、専用ピグを用い塗膜を円滑で均一に仕上げるためピグ通しを行います。
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◆ 温風養生
温風養生は1次温風養生、2次温風養生の2段階に分けて加圧温風養生を行います。温風養生は温風流量制御装置で配管内の圧力と温風流量を調整して行います。
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1次温風養生図
2次温風養生図
◆ 温水養生
温水養生は樹脂塗膜の硬化を促進させるために所定温度(60〜62℃・・・±2℃)の温水を所定時間以上循環させて鉛筆硬度H以上を発現させます。
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温水養生図
◆ 施工検査
NPBラピッド工法は工法元の認定資格として、主任技術者、施工検査技士、完成検査担当者を設けております。施工時および施工後の品質性能を確保するため下表の検査実施しております。
施工中の検査
工事終了後の検査
NPBラピッド工法はお客様に対する負担を最小限に軽減し、良質で高信頼性のライニング塗膜を形成して給水配管の耐久性を向上する工法です。 |