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イリゲーション事業の概要

平成22年8月23日
株式会社 協和日成 営業本部 営業部 部長 秋月 政博

 

 当社で行っている、イリゲーション事業について紹介させて頂きます。

イリゲーションとは、水源から配管を行いスプリンクラー等の散水設備を設ける事業です。そのイリゲーション事業を、当社では日本国内津々浦々のゴルフ場を主として行なっております。

その施工内容を説明します。

 

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 水を撒くには元になる水源が必要です。その水源は雨水や井戸水、浄化槽の処理水、水道水であります。 

 写真は千葉県のTカントリークラブで水源となる井戸水を確保するために井戸の改修工事を行っている様子です。

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[2]

 確保した水源を一度、水槽や池で蓄えなければなりません。確保した水はポンプで貯水槽へ送ります。 

 写真は茨城県Gカントリー倶楽部に貯水槽となるパネルタンクの受水槽を設置した写真です。

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[3]

 そして、蓄えた水に圧力をかけて遠方の散水場所へ送ります。最近では消費電力を低減させるためにポンプをインバーター制御しています。 

 写真は茨城県Kゴルフ倶楽部にインバーター制御の立形(たてがた)散水ポンプ設置した写真です。

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[4]

 散水ポンプから送られた水は地中に埋設した配管を通して各散水場所へ送られます。

 写真は埼玉県Sゴルフクラブで散水本管を埋設しているところです。配管材質は硬質塩化ビニル管を使用しています。

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[5]

 最近では耐震・耐腐食性に優れた融着ポリエチレン管を用いる場合もあります。

 写真は埼玉県Fゴルフクラブで融着ポリエチレン管を配管している様子です。

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[6]

 ゴルフ場の散水設備では一般的に幹(みき)となる配管を本管、枝(えだ)となる配管を枝管(えだ)と呼んでいます。

 写真は茨城県Sゴルフクラブで枝管となる配管でゴルフ場のグリーン廻りを配管している様子です。

6

 

[7]

 分岐した枝管の管末(かんまつ)に散水を行う散水器具を取付けます。

 写真はSゴルフクラブでグリーン廻りに設置したスプリンクラーの写真です。

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[8]

 散水器具を取付けただけでは、散水ポンプが水を送った途端に水を撒いてしまいます。その水を撒いたり、水を止めたりといった制御を行う機器が電磁弁です。

 電磁弁を動かすための電源や制御指令を出す制御機器がサテライト制御機器と呼ばれます。

 サテライトとは「本体からはなれて存在するもの」の比喩で平たくいえば"人工衛星"です。写真は茨城県Kゴルフ倶楽部に設置したサテライト制御機器の写真です。

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 さらに人工衛星にあたるサテライト制御機器をより複雑で複数の散水機器を制御するために中央制御機器を設置します。最近はパソコンにインストールされた専用ソフトを利用して各散水機器を制御し、より綿密でより精度の高い自動散水制御を行っています。写真はKゴルフ倶楽部に設置した中央制御機器で、T社のサイトプロという散水システムです。

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[10]

 そして、散水システムにて時間や場所を制御し機器を介して散水場所へ散水されます。

 写真は埼玉県Mゴルフコースでグリーンを散水している様子です。

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[11]

 イリゲーション事業につきましては、ゴルフ場以外にもサッカーグランドや陸上競技場といったスポーツ施設や、学校の散水設備等も施工しています。

 
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